部屋越しに南の日射を入れる

玄関上部の吹き抜けを見上げたところ。右側の3つ並んだ窓は玄関ドア上部の内倒し窓。開くとこんな感じになる。北側の玄関のイメージである『暗い』とか『寒い』というのがとてもイヤだったので、少しでも気持ちのいい空間になるよういくつかの仕掛けをした。

まず照明は和紙のペンダントタイプの白熱灯照明として、開放感とダイナミックさ、そして暖かさを感じてもらえるようにしてみた。お客さんを招き入れる玄関のイメージ。

それから、吹き抜けの南側には引き分けできる腰高の障子を入れた。これには2階の居室に入る南側の日がそのまま玄関にも入るようにという意味と、玄関上の内倒し窓→玄関上部→2階、という風の流れも同時に取れるように、という狙いも込めた。

屋根勾配は真冬の南中時の日射角(約30度)とほぼ同じなので、冬の昼間は北側の玄関に直射日光が少しながら入る計算になり、夏風通しがよく、冬暖かく明るい玄関となった。

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