勾配天井のメリット
南側リビング見返し。この家はとても明快なゾーニングとなっていて、1階南側半分はリビングダイニングとキッチン、北側の東半分は寝室となる和室とウォークインクローゼット、西側半分は水周りと玄関が全て納まっている。平面的にややこしくするのは無駄だと思っていて、なるべく単純に、シンプルに、となってしまう。その方が構造的にも熱的にも安定するメリットもある。
平面的だけでなく、立体的にも単純なつくりなのがこの家の特徴で、前述したリビング上部は全て下屋の勾配天井、北側半分のみフリースペースとなる2階がある。1.5階建てというか、ほぼ平屋に近い家。田舎臭くならない程度に、家の中心には大黒柱と、丸太梁をさりげなく入れている。
天井高さに関して、短い時間しか居ないところは低く、居る時間の長いところは高く、というメリハリを重視していて、特にリビングは気持ちのいい空間になっている。建物の高さも通常の家より1m近く低くしているけれど、くつろぐ空間は全て勾配天井にしているので普通の家より高く、広く感じられるようになっている。
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