低い天井=貧乏性?
この家は2006年初めに竣工。夫婦+子供一人のための家。
住宅設計駆け出しの頃は無我夢中で、平面的な感覚だけでプランを描き、建ってみたら思ったより高いとか、屋根勾配がきつい、ということが多かった。月日が経つにつれ、今度は高さがやけに気になるようになる。
同じ面積の家でも、天井高によって広くも狭くも感じる。高すぎて閉塞感が出ることもある。と悩むうちに、低い天井がいいなぁ、という気持ちが強くなってきた。
この家はまさにその真っ只中の設計で、2階寝室の天井は部分的に1800ぐらいしかない。しかし、それが妙に落ち着くと感じるのは自分が貧乏性なのか・・・
別に無理やり建物を低くしたわけではなくて、 法的な制限によるものなのだが、建物を低くすると外壁などの仕上げ面積も減るし、構造は安定しやすくなる。宮脇先生も著書に『天井の高いだけの家は成金の家』と書かれていた。こんなに利点一杯なんですよ、と説明してもなかなか受け入れてはもらえないところではあるけど。
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